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2016年09月10日

∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part64∧∧


67 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2012/08/23(木) 18:45:22.67 ID:IBNyJ3+S0


知り合いの話。

盆で田舎に帰った折、家族で川遊びに出かけたのだという。
河原にシートを拡げており、年長者はそこで食事を摂ったり休んだりしていた。
小さな従姉妹の面倒を見るのは彼の役目だったらしい。

水に浸かって遊び相手になっていると、突然、身体から力が抜けた。
全身がひどく疲れた感じになり、立っているのも辛いほどだ。
動けなくなる前に、従姉妹の手を引いて一緒に川から上がることにした。
シートまで辿り着くと、大きな息を吐いて倒れ込んだ。
家族が口々に「どうした、顔色が悪いぞ」と話し掛けてくる。
答えるのも億劫になっていると、従姉妹がこちらを見つめながら妙なことを言い出した。
「お兄ちゃん、なんでそんなお婆ちゃんを背負っているの?」
何でも、彼の背中に見覚えのない皺だらけの老婆がしがみついているのだと言う。
ギョッとして背後を確認したが、誰も背中には乗っていない。


2015年12月10日

原著作者「怖い話投稿:ホラーテラー」「匿名さん」 2007/12/19 18:31

ある田舎でのお話。

マサオはいつだってニコニコしていた。すこし頭が弱いところもあった。その為、いつもいじめられていた。
中でも特にガキ大将のタロウは、おもちゃのようにマサオをいたぶって弄んだ。
時々、見かねてかばってくれる人もいたが、
マサオは殴られて赤黒くに腫上がった顔で、ニコニコしながら「えへへ」と笑うだけだった。

ある夏の夜。村中の悪ガキを集めてタロウが言った。
「先週死んだ山田のジィさんを掘り起こして、死体を背負ってここまで持ってこい。
 それできたら、お前ぇの事、もういじめねえよ」
「勘弁してくれ。オラ、怖いの苦手だ」
「うるせぇ!今夜夕飯食ったら、山の入り口に集まれ。マサオ、逃げんじゃねぇぞ・・・」
タロウには考えがあった。
先回りして自分が山田のジィさんの墓に入り死体に成り済ます。何も知らないマサオが自分を背負う。
その時にお化けのふりをして脅かしてやろう。
そんで、山から出たら皆で大笑いしてやろう。

日が落ちて山の入り口。
悪ガキどもが集まった。マサオもいた。いつもの様にニコニコして、でも明らかに怯えきっていた。
そして、皆にせかされマサオが一人山に見えなくなると、タロウも急いで山の中へ消えていった。

2015年08月07日

実話恐怖体験談その21(拾四段目)


403 :本当にあった怖い名無し:2009/12/06(日) 12:18:04 ID:r61UWgsnO

前に親から聞いた話しなんだけど、怖くもないし文章も下手なので暇つぶし程度にどうぞ。
俺の母親の田舎は静岡にあるんだけど、その静岡に住んでいた俺の“はとこ”の話を1つ。

俺の祖父は11人兄弟の生まれで親戚の数が多く、俺にもたくさんの“はとこ”がいるらしいんだけど、
みんな住んでる所がバラバラで、実際に会ったことのある人なんてせいぜい1人か2人程度。
その大勢いる“はとこ”の中で、ちょうどおれと同じ歳くらいのやつに一人、俺に顔が瓜二つのやつがいた。
実際に俺はその子を見たことないので分からないが、
母親曰く、親戚連中はその子と俺を見分けるのに一苦労してたり、
祖母もその子を俺だと思って、ずっと俺の名前で呼び続けたりしたことがあるくらい。
仕舞いには、その子が祖父の家を訪ねた時に、飾ってある俺の写真を見て、
何で自分の写真が飾ってあるのかと、疑問に思ったほどらしい。
それで結局、その子は面白がって俺の写真を家に持ち帰った。


カテゴリ: 実話恐怖体験談
2015年08月02日

原著作者「怖い話投稿:ホラーテラー」「匿名さん」 2009/10/20 18:04

これは17年前の高校3年の冬の出来事です。
あまりに多くの記憶が失われている中で、
この17年間、わずかに残った記憶を頼りに残し続けてきたメモを読みながら書いたので、
細かい部分や会話などは勝手に補足や修正をしていますが、できるだけ誇張はせずに書いていきます。

私の住んでいた故郷はすごく田舎でした。
思い出す限り、たんぼや山に囲まれた地域で、
遊ぶ場所といえば、原つきバイクを1時間ほど飛ばして市街に出て、カラオケくらいしかなかったように思います。

そんな片田舎の地域に1991年突如、某新興宗教施設が建設されたのです。
建設予定計画の段階で地元住民の猛反発が起こり、私の親もたびたび反対集会に出席していたような気がします。
市長や県知事に嘆願書を提出したり、地元メディアに訴えかけようとしたらしいのですが、
宗教団体側が「ある条件」を提示し、建設が強行されたそうです。
条件については地元でも様々な憶測や噂が飛び交いましたが、
おそらく過疎化が進む市に多額の寄付金を寄与する事で、自治体が住民の声を見て見ぬふりをした、
という説が濃厚でした。

2015年08月02日

原著作者「怖い話投稿:ホラーテラー」「春の使者さん」 2010/04/19 23:42

久しぶりに田舎の実家に帰ろうと思いたち、電話をかけてみた。
電話に出たのは父だった。
『おう、どうした?』
「明日明後日と急に休みになったから、帰ろうと思うんだけど」
『分かった。母さんにも言っておくよ。気を付けて帰っておいで』
こころなしか嬉しそうだった。

実家は三方を山で囲まれた場所にあり、車で片道一時間半の道程だ。
村の入口まで来た時に懐かしい顔が居た。幼なじみの友人だ。
「久しぶりだな、帰ってきたのか?」
「少し休みが取れたんだ。お前ん家近くだっけ?とりあえずウチまで乗ってくか?」
「ありがとう!わるいな」
村の入口から家までは五分ぐらいだが、その間に友人と思い出話等をしてた。

家に着いた。
「ただいまー!」
父が出てくる。でも何故か無表情。そして視線が定まってない。
「おかえり。早速だが、山の広場で祭りをするから行ってきなさい。友達も一緒に」
抑揚のない喋り方に違和感を覚えたが、友人が「行こうぜ行こうぜ」とウルサイのですぐ行くことにした。

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