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2015年12月04日

海にまつわる怖い話・不思議な話 1

206 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/12/11 00:53

海を職場にしている漁夫や船員たちが、その長い海上生活の間の奇妙な体験と言えば、
誰もが先ず第一にあげるのに、船幽霊がある。
最近は余り耳にしないが、昭和の初め頃までは、随分あちこちでこの噂はあったと古老たちは語る。
それは、油を流したようなどんより曇った夜や、また、天気が時化(しけ)る直前、
生暖かい風がぴたりと止んだ夜更け等に、よく船幽霊に出会ったという。

もともとこの船幽霊というのは、海で遭難した人の霊と信じられ、
その不慮の災穀の無念さがその場に残り、後に迷い出るものとされている。
その出現は無数の火の玉であったり、ある時は泳いでいる漁夫の姿であったり、
たちが悪いのになると、狐や狸が化かすように、人の目を迷わすこともあるといわれる。

北風が吹きつける寒い冬の夜更け、漁を絶えて港に帰りを急ぐ舟が、一様によく見かけたのは、
『千づる』と呼ぶ火の玉の群であった。
じゅず繋ぎになった一連の火の玉が、岸の岩から岩に飛び移って乱舞する様子に、
「あゝ、また今夜も千づるが飛ぶ」と語り合ったという。

また、この船幽霊の悪い質(たち)のものは、船の行手をいろいろ変化させることがある。
何もない灘中を、急に大きな岩礁に見せたり、突然、大船が突進して来るように見せ、
また、岩礁が多い危険な海面を、何もない大海原に見せかけるなどして、
舟が思わぬ事故を引き起すこともあったともいう。

これら船幽霊のさまざまな現象に、実際に遭遇した古老たちの体験話を、ここに紹介することにしよう。


2015年10月14日

海にまつわる怖い話・不思議な話 1


578 :オキ :03/02/03 08:27

海には皆さんも御存知の通り、妙な生き物が沢山いるみたいですが、
その中の一つにであったという、父の話を一つ・・・



579 :オキ :03/02/03 08:50

「ようけ魚見てきたけど、いろんな海にはもっと凄いのがおるだらぁなあ。多分まだ100分の1も見てないけん」
と、苦虫を噛み潰したような顔をする父。
これは父が、自分が出会った最初で最後の魚(?)の話。

ある年のお盆も過ぎた頃、父と父の友人はイカ釣りに出かけました。
(もうこの頃は、同じ時刻に毎日行きます。だいたい夕暮れ前に出て、10時前後に戻ってくる)

その日、父はいつもより早く帰ってきました。
どれ位釣れたのかと見てみると、なんとゼロ。
大漁の時は、他の同じ規模の船の倍、他の船が水揚げがナシでも、何かしらの成果で帰ってくる、
地元でその道の人の中では有名な父です。
はっきり言ってあり得ません。
私は何かがあったのだと思いました。(船のトラブル?海が時化てきた?・・・)

すると父は、コップに冷や酒を注ぎながら語りだしたのです。


2015年10月07日

海にまつわる怖い話・不思議な話 4

122 :爺さんの弟子 :04/09/07 11:33

俺の爺ちゃんの話。

爺ちゃんは物心付く頃には船に乗ってたという、生粋の漁師だった。
長年海で暮らしてきた爺ちゃんは、海の素晴らしさ、それと同じくらいの怖さを、よく寝物語に語ってくれた。
中には「大鮫と七日七晩戦い続けた」とか、「竜巻に船ごと巻き上げられた」などの、
突拍子もないエピソードもあったりしたが、
幼い俺には、酒の入った赤ら顔でトンデモ武勇伝を語る、そんな爺ちゃんが、
漫画やアニメのヒーローなんかよりも、ずっと格好良く思えた。

そんな爺ちゃんがある時、普段とは違う真剣で怖い顔をして話してくれた。
爺ちゃんが仲間達と漁に出たとき、突然海の真ん中で船が何かに乗り上げて座礁したという。
海図には、その辺りに暗礁や島があるようなことは書いてないため、おかしいと思い、
船の下の様子を見ようと、仲間の1人が海に飛び込んだところ、
なんと、海面が腰のあたりまでで足がついてしまった。
試しに爺ちゃんも飛び込んでみたら、水深1m強のあたりで確かに足が底を捉えたという。
そこから周りを歩き回ってみたが、船から20m以上も離れてもまだ先があったと爺ちゃんは語った。
仲間の一人は、水中に潜ったところ、赤茶色のデコボコした底を見たという。

未発見の暗礁か?→ここの海の深さではあり得ない。
鯨の死体か?→あまりにもデカすぎる。
などと意見を交わしてうちに、仲間の一人がポツリと呟いた。
「こりゃあ海ボウズってヤツじゃねぇのか?」


2015年10月06日

海にまつわる怖い話・不思議な話 1

545 :オキ :03/02/01 03:34

「俺が死んだら骨の半分は海にまけよ」
と、少々はた迷惑な遺言を残している、自称海の男の父。
今回は、父が海の男になりきれない弟に、彼が初の長期航海に出る前に話していた内容から。

548 :オキ :03/02/01 03:47

弟は学歴を、全く父と同じ様に進みました。
同じ高校、同じその上の専攻課、(西日本では少々有名な水産高校で、その上に専門学校の様な学部が二年ある)
船酔いの酷い弟が、そのように自分と同じ道を歩むなど夢にも思わなかった父は、毎日嬉しそうでした。

552 :オキ :03/02/01 04:12

それは、弟が遠洋漁業の研修航海で、海外(目的地はハワイ)に出かける数日前のことでした。
父が弟に、何事か真剣に語っているのです。
「ハワイに着くまでに、日付変更線を赤道ら辺で越えるだら。
 その時甲帆(船の甲板での作業。もしくは、夜ならみはり等)の係りになりそうだったら、
 仮病でもいい、絶対に船外にでるな。
 お前は船酔いが凄いけん、先生もゆるす」
弟は不思議そうに、「なんで」と聞いていましたが、
父は「いいけん。お父さんの言うことをきけ」と、強く言っていました。
赤道付近が、夜半になると波が荒くなると聞いたことはあるのですが、
日付変更云々は聞いたことがありませんでした。

私はその時、なんか変な男同士の話だなぁと思っただけでしたが、妙に心に引っかかっていました。
サボリや仮病の大嫌いな父が、そんな話を弟にしていることを。

2015年07月24日


海にまつわる怖い話・不思議な話 1

219 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/12/12 02:51

空母フォレスタル

奇怪なポルターガイスト、船内電話から聞こえる無気味な声、カーキ色の制服を着た男の幽姿…。
近代的な空母が一転、洋上の幽霊屋敷へと変貌したのは、
1967年トンキン湾近海での爆発火災事故で、137人のクルーが死亡してからだという。
犠牲者の死体あるいは死体の断片は、いっとき船内の食品を貯蔵してある冷凍室に安置された。
『ジョージ』とニックネームまでつけられた幽霊がうろつきまわるのは、主にこの冷凍室あたりである。
幽霊騒ぎが起きてから、この無敵艦隊の猛者ですら、そこへ行こうとしなくなった。

下士官のダニエル・バルボアはこう言う。
「私は幽霊は見たことはありませんが、そこで不気味な物音は聞けると思いますよ。
 私が夜勤していたときに、何かを拾ったり落としたりするような音が聞こえました。
 周囲を見回しても、何もそれらしきものはありません。
 でも仕事を再開しようとすると、その音が聞こえてくるんです」
バルボアはこんな体験もしている。
冷凍室の温度をチェックして外へ出ると、今しがた閉めたばかりの冷凍室のドアが、彼の背後で開いたというものだ。
ドアは自動ロックされるので、鍵もなく自然に開くことなど「ありえない」という。

2015年06月11日

海にまつわる怖い話・不思議な話 1


19 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/11/29 14:00

おおきな死人 http://home.att.ne.jp/red/sronin/_koten/ooshinin.htmよりコピペ(リンク切れ)

その昔、藤原信通という人が、常陸守として任国にいたときのことである。
任期の終わる年の四月ごろ、おそろしく風が吹いた嵐の夜、某郡の東西浜というところに死人が打ち寄せられた。

死人の身長およそ十五メートル。
半ば砂に埋まって横たわっていたが、
騎乗して近寄った人の持つ弓の先端だけが、死体の向こう側にいる人からかろうじて見えた。
このことからも、その巨大さがわかる。
死体の首から上は千切れてなくなっていた。また、右手と左足もなかった。
鮫などが喰い切ったのであろうか。五体満足な姿だったら、もっとすごかっただろう。
俯せに砂に埋まっているので、男か女かわからない。しかし、身なりや肌つきから女だろうと思われた。
土地の人々はこれを見て、驚き呆れて騒ぐことかぎりなかった。

2015年06月09日

海にまつわる怖い話・不思議な話 1

845 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/07/05 23:20

■発見されたミイラ船
1927年10月31日、カナダ西海岸バンクーバー島。
ワシントンのシアトル港への帰路についていた、アメリカの貨物船「マーガレット・ダラー」号は、
行方不明になっていた小型漁船「良栄丸」を発見した。
ボロボロに朽ち果てた船体、ミイラの転がる甲板、激しい死臭、白骨体、足の無い死体。
船室には、頭蓋骨を砕かれた白骨体とミイラがあった。
船室奥の部屋には、おびただしい血痕が染み付いていた。
船尾の司厨室では、海鳥の白い羽が至るところに散らばっており、
コンロの上にあった石油缶の中には、人の腕が入っていた。
船内には食物も飲料水も無く、エンジン機関部は全て破損していた。
ところが、船長室から見つかった3冊のノートには、信じられない惨状が書かれていたのだった。
そのノートによると、良栄丸の情報は以下の通りだ。

重量は19tで1本マスト
船主は和歌山県の藤井三四郎
船長は三鬼時蔵
機関長は細井伝次郎
乗組員は12名
神奈川県の三崎港を出港したのは1926年12月5日
約1年間漂流していた
ここで疑問が浮かぶ。
発見された死体は9体、記録には12名とある。
3名はどうなったのだろうか。

2015年06月03日

海にまつわる怖い話・不思議な話 1

335 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/12/23 01:56

うちのオヤジは昔、貨物船の操舵手をしてました。
オヤジが乗っていた時、オヤジのボンク(寝室らしい)の上の人が、身体中カミソリで斬りつけて自殺をしたそうだ。
死んだその人を抱き上げたらすごく軽かったって。
「血液って結構重いんだなあ」と言ってたよ。

その人すげー几帳面な人で、絶対当直に遅刻しなかったんだって。
だから死んでからも、時間になるとコツコツ歩く音がしていて、すごく悲しくて辛かったとオヤジが言ってた。
奥さんが不倫したのが自殺の原因らしいんだけど、船員も大変だね。

あ、あと、水葬する時って、いっぱい足の方に重りを入れるんだって。
だから、「棺桶は海底に突き刺さってるだろう」なんてことも言ってたな。

たいていの場合は、船で冷凍して持って帰るらしいんだけど、
行きの船で太平洋のどまんなかとかで死なれると、昔なので仕方なく水葬にしたんだって。
だから、「行きで死ぬなよ。カラダが国に帰れないぞ」って、よくおどされたそうだ。

2015年05月15日

海にまつわる怖い話・不思議な話 1

905 :オキ :03/03/11 09:08
これは父が、生死の境を三日間さまよった時の話です。(また父かよ)


906 :オキ :03/03/11 09:19
私が2~3歳の頃。もちろん私には記憶がなく、父および母からきいた話。
父もまだ若かったので、頻繁に海に潜りに行き、貝やらなにやらを採りに出かけていた。
うちは結構な貧乏で、ウエットスーツのような良いものはなく、
父は長袖の肌着にパッチという、それは素晴らしい格好で潜っていた。
(海中にはいろんな虫や魚がおり、
 それらに刺されたり、身を食われないようにするためのものだったとか・・・)
装備するのは水中メガネのみ。それで5~10m潜る。

2015年05月14日

海にまつわる怖い話・不思議な話 1

198 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/12/10 03:23
海に囲まれた千葉県は、昔も今も漁業が盛んな地域である。
海は多くの富を千葉に住む人々に授けてきた。まさに恵みの海である。

しかし、海は富を授けるものだけではない。
優しいその顔の裏には、人の命を奪う恐ろしいもうひとつの顔があるのだ。
特に漁師たちは、板一枚の下は地獄と言われたように、大変危険な仕事であった。
近代整備の整った今でも、遭難する可能性がある海である。
当時の人力による船で海を渡る人々の気持ちは、いかほどであっただろうか。 

当然、海に纏わる妖怪は沢山いる。その最も有名なものは、『海坊主』ではないだろうか。
巨大な坊主頭の姿で突如海面に姿を現し、漁船を転覆させたり、漁師を脅かしてみたりする妖怪であり、
広く全国で怖れられている、海の代表的な妖怪である。
お盆或いは、月末とか出る日が決まっていると言う地方もあり、
その日は漁師はみな仕事を休んだと言われている。

その正体は海で死んだ者の霊魂だとか、魚が集まったものだとか言われているが判然としない。
しかし、現代でも『ニューネッシー』や、『カバゴン』、『シーサーペント』など、
海のUMAと看板を書き換えて、妖怪『海坊主』の子孫ともいえる怪物たちは健在である。

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