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2016年09月13日

∧∧∧山にまつわる怖い話Part11∧∧∧


930 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/08/24 22:44 ID:z32NM/t0


後輩の話。

学生時代、仲間二人で入山している時に遭難したのだという。
季節は秋の終わりで、小雨が降り続いていた。
道を見失い、雨に打たれ続けた彼らは、疲労困憊だったそうだ。

歩けなくなり繁みの中で休んでいると、仲間が船を漕ぎ始めた。
無理もないな。そう思っているうち、眠っている仲間の口元が蠢きだした。
と、いきなり口がパッカリと開き、一匹の蝶が這い出してくる。
唖然として見ていると、蝶はどこかへ飛んでいってしまった。
彼はどうしてか、仲間を揺り起こすことができなかったという。

どれくらい経ったのだろう。
膝を抱え途方に暮れていると、先の蝶が戻ってきた。
仲間の顔に留まるとその口をこじ開けて、もぞもぞと口腔内に姿を消す。
次の瞬間「あーぁっ」と大欠伸をし、仲間が目覚めた。
おもむろに立ち上がると、驚くことを言い出した。
「こっちの方に標識がある筈だ。辿って行けばルートに戻れると思う」


2015年12月11日

∧∧∧山にまつわる怖い話Part1∧∧∧


187 :全裸隊 ◆CH99uyNUDE :03/02/02 01:31

学生時代、一人で山に行き、適当な場所で勝手にテントを張った。
近くにはキャンプ場があり、悪い事ながら、こそこそと水など汲むには丁度良い。

ふと散歩を思い立ち、川にかかる橋を渡ると、
地面が締まった平坦な場所に出たが、そこはかなり古い墓地だった。
鎌倉時代を思わせる石塔を眺めるうち、その墓地にテントを張りたくなってしまった。
墓地での露営など考えたくもないし、気色悪いという思いは無論あった。

テントを張った場所に戻る頃には雨が降り始め、さきほどの巨木に囲まれた平坦な地面が、どうにも恋しい。
テントを大雑把にたたみ、その墓地に向かおうとした瞬間、ふと思った。
なぜ墓地で一夜を明かしたいんだ?
なぜそんな気持になったんだ?

恐怖とは違う不思議な感情に捉えられ、下山を決意した。
すでにバスは無い。
夜の雨の中、麓まで歩けば3時間はかかるだろう。
それでも俺は麓を目指して歩き始め、最後はほとんど走り出さんばかりになっていた。

なぜあの時に限って、墓地で露営したくなったのか。
怖いというより不思議な感じだ。

2015年06月27日

原著作者「怖い話投稿:ホラーテラー」「匿名さん」 2008/12/01 18:28

学生時代、私は北陸のとある大学に通っていました。
仕送りはしてもらってましたが、充分とは言えずバイトの毎日でした。
雪国ということもあり、学生とは言えども車は必要不可欠でしたが、
貧乏学生の私にとっては、なかなか手に入れることができず、
夢の中古車購入に向け、毎月少しづつですが貯金をしていました。

ある冬の日、肩に雪をつもらせバイト先から徒歩にて帰宅し、留守番電話を確認すると1件のメッセージがありました。
母親からかなと思いながら、何気なく再生すると、
『△△さんですか? お世話になります。○○自動車です。
 お預かりしている×××(自動車名)ですが、車検が終わってますので、明日にでもお越しください』
とのメッセージでした。
△△は間違いなく私の苗字ですが、○○自動車なんて聞いたこともない会社です。
そして×××は、当時私が最も欲しかった車の車種名でした。

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