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2016年08月12日

恐い話@同人板 2


405 :名無しさん@どーでもいいことだが。:2007/03/14(水) 21:12:44 ID:2VLM+53d0
早番のため、明け方に家を出た。
ハラシマ中ではあったが、最低限の睡眠時間は確保していたので、意識はハッキリとしていた。
早朝なので他の車も対向車もなく、すいている道路をいつもどうり運転していた。

そして、山沿いのわりと急なカーブを曲がった瞬間、首を絞められた。
自分の右手に。
慣れた通勤路だったおかげで、無意識のうちに残りの片手でカーブを曲がりきったが、
その時ふと目に飛び込んだサイドミラーに映っていたのは、傷だらけの電柱とそこに置かれていた花束だった。
その後は普通に両手で運転して、何事もなく一日が過ぎた。

ちなみに後で知ったんだが、その場所は少し前に交通事故があった。レスキューを呼ぶほどの事故だったらしい。
オカ板向けなので詳しくは伏せるが、いろいろ不審な点があったそうだ。
ただの偶然の一致かもしれないが、これ以上あの場所で不幸な事故が起こらないことを祈る。

2016年08月12日

∧∧∧山にまつわる怖い話Part5∧∧∧


636 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/01/07 22:21


知り合いの話。

彼の先祖に、羽振りの良い男衆がいたのだという。
猟師でもないのに、どうやってか大きな猪を獲って帰る。
ろくに植物の名前も知らぬくせに、山菜を好きなだけ手に入れてくる。
沢に入れば手の中に鮎が飛び込んでき、火の番もできぬのに上質の炭を持ち帰る。
田の手入れをせずとも雀も蝗も寄りつかず、秋には一番の収穫高だ。

彼の一人娘が町の名士に嫁入りする時も、彼はどこからか立派な嫁入り道具一式を手に入れてきた。
手ぶらで山に入ったのに、下りてくる時には豪華な土産を手にしていたそうだ。

さすがに不思議に思った娘が尋ねると、「山の主さまにもらったのだ」と答えた。
その昔、彼は山の主と契約を交わしたのだという。
主は彼に望む物を与え、その代わり彼は死後、主に仕えることにしたのだと。

何十年か後、娘は父に呼び戻された。
彼は既に老齢で床に伏せていたが、裏山の岩を割るよう主に命じられたという。

娘は自分の息子たちを連れ、裏山に登った。
彼の言っていた岩はすぐに見つかり、息子が棍棒で叩いてみた。
岩は軽く崩れ割れ、その中から墓石と、白木の棺桶の入った大穴が現れた。
誰がやったのか、彼女の父の名がすでに刻まれていた。

話を聞いた彼は、無表情に呟いたそうだ。
「埋められる所まで用意してくれるとは思わなんだわ」

それからすぐに彼は亡くなり、まさにその墓に埋葬されたのだという。


2016年06月29日

∧∧∧山にまつわる怖い話Part13∧∧∧


359 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/10/02 23:38:42 ID:UXyuxyzL
友人の話。

彼の実家の山村では、時々おかしな存在が出たという。
それは、村の衆から『出来損ない』と呼ばれていた。

炭焼きをしていた彼の祖父も、『出来損ない』を見たことがあるという。
薪の山のすぐ横を、灰色の兎のようなものが駆け抜けたのだと。
それは確かに兎の耳と胴体を持っていたが、決して兎ではなかった。
その頭部には目も口もなく、その身体を動かしていたのは黒い蟋蟀の脚だった。

その後も小屋の近くで何度か見かけたそうだが、その度に段々と本物の兎らしくなっていったのだそうだ。
『出来損ない』の正体は誰も知らなかったが、
「おそらく山の動物を真似しているのだろう」と村では言われていた。

まれに、人間を真似しようとした出来損ないが出たらしい。
そうなると、しばらくは誰も山に入れなかったそうだ。
過去に人間に化けた何かが出たことがあるのだろうか。

今は炭焼きや猟をする人もおらず、『出来損ない』がまだいるのかはわからない。

2016年06月28日

∧∧∧山にまつわる怖い話Part17∧∧∧



759 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :05/01/26 23:29:29 ID:fZ9uf7yX0

同僚の話。

一年に何度か、地の山の草刈りを近所皆でおこなうのだという。
親戚のお婆さんと一緒に鎌を振るっていると、いきなり、お婆さんの目の前に蛇が鎌首をもたげた。蝮だ。
緊張する彼を尻目に、お婆さんはすぐさまチョン!と蛇の首を刎ねてしまった。
のたうつ細長い体をつかんで投げ棄てながら、目を丸くしている彼に向かってお婆さんが言った。

「昔ね、躊躇って中途半端に蛇を傷つけた人がいるのサ。
 そうしたらね、その人の子供の首に、日に日にぱっくりと傷が開いてきた。
 どんな薬でも治らずに、ふとその蛇のことを思い出して供養してみたところ、あっと言う間に治ったんだと。
 だからね、変に恨みとか持たれないよう、スパッと行っちゃう方が良いのサ。
 蛇には何とも可哀想なことだけどね」

お婆さんが続けて言うには、蛇が祟るのは総じて気が弱い人間なのだそうだ。
「あいつら本当は弱いからね」
どうか僕の前には蛇が出ませんように。そう祈りながら草刈りを続けたという。


2016年06月27日


実話恐怖体験談 その22(拾五段目)

634 :本当にあった怖い名無し:2011/03/01(火) 08:46:30.41 ID:V2t1I7h4O

消防の頃に体験した心霊体験を投下。

小さい頃から両親が共働きで、よく母方の実家に弟と預けられてた。
私たち姉弟がいたから、年の近い従姉妹のお姉ちゃんもよく預けられてて、一緒に遊んだりしてた。

私たちは寝る時、一番奥にあるおばあちゃんの部屋で、おばあちゃんを真ん中にして並んで寝てた。
その部屋は昔、独身時代に母が使っていた部屋で、
後から聞いたんだが、母はその部屋でハンパない恐怖体験をしてきたらしい。
そんなことは何も知らない消防の頃の自分は、従姉妹の隣の端っこで寝ていたんだけど、中々寝付けなかった。

真夜中、何故か目が冴えてしまって眠れなくて悶々としてた。
すると何だか変な視線っていうか気配を感じて、ふっと足元の方にあるドアの方を見た。
薄暗い天井に何かいた。
めちゃくちゃ怖い顔でこっちを一点に見つめる、顔も知らないおじいさんが天井の角っこに張り付いてたんだ。
おじいさんは白い着流し?みたいな格好で、忍者!?スパイダーマン!?っていう感じで張り付いてた。
今思うと笑えるんだけど、あの時は洒落にならないくらい怖くて、
少女の頃の私は布団をかぶって、隣で寝てる従姉妹にしがみついて目をつぶった。
それからどうなったかはあんまり覚えてない。

結構自分は心霊体験多い方だと思うんだけど…母親が心霊体質だからかな。
ちなみにあのおじいさんの霊は、歌丸さんの顔を険しくしたような人だった。

カテゴリ: 実話恐怖体験談
2016年06月26日

恐い話@同人板6


418 :恐い:2008/02/27(水) 03:10:04 ID:dshYJ4q50

オカルト話で申し訳ない。
自分はちょっと前から小説に転向した元絵描き。
どういう訳だか自分が絵を付けると変なことが起きる。
最初にやった商業誌では出版社が潰れ、
別の出版社から出した本も原稿の表現で謂われのない因縁を付けられ、さらに他で単行本収録するので揉めている。
小説に挿し絵を付ければその小説は売れなくなるし。
自分でもヘタだとは思わない。じっさいプロで食っていたんだし。
小説に転向してはじめてわかった。同人も出版もこんなに波風の立たないものなのか、と。
だけど小説はシリーズ物なので、また最新刊は自分が絵を付けなくてはならない。
悪いことが起こらなければいいが……。


カテゴリ: 同人板の恐い話
2016年06月25日

実話恐怖体験談その20(拾参段目)

76 ::2009/05/08(金) 14:24:36 ID:ku7leP2E0

約10年程前(日時や登場人物は関係者に迷惑になるといけないので、全て微妙にズラします)転勤になり、
隣にある雪深い地方都市に移った。
そこで職場のパートさんに、数か月前にエレベーター事故で清掃会社のおばさんが亡くなったと聞かされた。
夜、終業後に5階からエレベーターを呼んで階下に降りようとしたら、
エレベーターの箱本体が来ていないにも関わらずドアが開き、転落死したとの事。
隣の市の自分の会社の事故とはいえ、県が違ったため全く知らなかった。
(客商売の為、地方紙とかでは報じたのだろうが、全国版では報道しなかった)

当時それを聞いた時は、心霊的な事に興味もなかったので、気にせず毎日23時頃まで仕事をしていた。
会社の人間はみんな21時頃には帰ってしまう為、
夜は自分、警備員さん一人、清掃会社の方3~5人という状況が多かった。
当時はサービス残業に対して労基の監視も甘かったので、
18時が終業だったのだが、いつも23時頃に5階の事務所にタイムカードをスキャンしに行っていた。
警備の方の迷惑になる為、23時15分には必ず退社するという約束で、
警備の方には、会社に長時間勤務している事は内緒にしてもらっていた。


カテゴリ: 実話恐怖体験談
2016年06月13日

∧∧∧山にまつわる怖い話Part4∧∧∧

412 :雷鳥一号:03/12/01 00:55

知り合いの話。

夏休みに家族で、山へキャンプに行ったのだそうだ。

夜、ふと目を覚ますと父親がいない。
テントから顔を出すと、父親と灰色の影がぼそぼそと話をしていた。
彼女は父親がいることに安心して、そのまま寝てしまったという。

山から帰ってくると、父親はいきなり身の回りの整理を始めた。
遺言を書き、財産分けまで済ませてしまい、家族はずいぶんと驚いたらしい。

整理が終わるとほぼ同時に、父親は逝去した。心臓麻痺だった。
親族から、まるで自分の死期を知っていたようだと言われたそうだ。
彼女は、そのキャンプ場には二度と近づかないと言っている。



413 :雷鳥一号:03/12/01 00:56

知り合いの話。

仲間と二人で、冬山でのロッククライミングに出かけた時のこと。
天候が急に崩れ、岩棚の途中で数日足止めを食らった。
これは危ないかなと弱気になっていると、同行した仲間がさらりとこう言った。
「大丈夫、俺の寿命はまだあるから、ここは生還できるはずさ」
どういうことかと問うてみた。
聞くと昔、彼は山で出会った何者かに、自分の寿命を教えてもらったのだという。
それの正体が何なのかは分からないが、彼自身は不思議と信じているのだと。

次の日には吹雪は止み、彼らは怪我も無く下山できた。
彼の寿命がいつなのかということまでは、さすがに聞けなかったそうだ。



414 :雷鳥一号:03/12/01 01:00

友人の話。

彼のお祖母さんは、かつて胃癌の手術を受けたことがある。
手術をしてからというもの、お祖母さんは元気を失くしてしまったのだという。
健康状態に問題は無いのだが、何をする気にもならなかった様子だった。

そんな時、お祖母さんの友人から「遊びにおいで」と誘いが来た。
出かけるのを渋る祖母を、家族皆で気分転換に行っておいでと送り出した。

数日後、帰ってきた祖母は見違えるように元気になっていた。
「私はまだ二十年は死ねないんだよ」
そう言って、色々な学習やボランティア活動に顔を出し始めたのだという。

お祖母さんの友人に、「どうやって励ましたのですか」と父が尋ねたところ、
「何もしていませんよ」と答えられた。
ただ、その友人の家は山中にあるのだが、
どうやら祖母は、そこで出会った誰かに「良いことを教えてもらった」と言っていたらしい。
少々不気味だが、「塞ぎこんでいるよりは元気な方が良い」と家族は言っている。

2016年06月12日

∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part63∧∧


498 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2012/07/24(火) 18:46:15.24 ID:36rLEmUi0

アメリカで聞いた話。

彼はインディアンの血を引いており、自部族が住む地区の自然保護官を勤めている。
かつて山奥の湖沼で、奇妙な皮を見つけたことがあるという。
その皮は全面がびっしりと長くて黒い毛に覆われていた。
毛は非常に硬くて、針と呼んでも差し支えないような形状をしていた。
そして何とも気持ちの悪いことに、人型を思わせる四肢を備えていたそうだ。尻尾はない。
彼曰く、まるで、毛がみっしりと生えた人が、毛ごとその皮を脱ぎ捨てたかのような、そんな不気味な印象を抱いたという。
何れかの哺乳類の皮を細工した代物かとも考えたのだが、何処にも加工したような痕跡は見受けられなかった。
皮の厚みはペラペラと言っていいほど薄く、蛇が脱皮したそれを連想させる。
一体何という動物の皮なのか、全く想像がつかなかった。

部族の長老に聞いたところ、それは『針の男』が脱ぎ捨てた皮だろうと言われた。
『針の男』とは人型をした毛深い怪物で、皺だらけの顔と長く尖った耳を持つ。
頭が非常に良くて、人語を解し、これを操るという。
しかし、他の生き物に強い悪意を持っていて、常に周囲を呪っている存在なのだと。
山で他の動物に出くわすと、それが人でなければ襲いかかって食い殺してしまう。
人と出会った場合は特別で、殺すことはないが抱きついてきて、全身に生えた剛毛を針のように使って刺してくる。
これに刺されると、大抵の者が気絶してしまうそうだ。


499 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2012/07/24(火) 18:49:39.41 ID:36rLEmUi0
その後、気絶から醒めた人間は、『針の男』と同じ精神を持つようになってしまい、
ありとあらゆる生き物に憎悪を抱くようになる。
そして目にした動物を、片っ端から食い殺すようになるそうだ。
やがて、刺された人は新しい『針の男』に変化し、沼に潜むようになるのだという。
かなり昔のことになるが、『針の男』が大勢出現したために、山から生きた動物の姿が消えてしまったことすらあったらしい。

『針の男』は年月を重ねると、脱皮して光の精霊になると言われている。
そうなると他の生き物に興味を持たなくなり、世界にとって無害な存在になる。
だから、脱皮後に見つけたのは運が良かったと言われた。
ただ、残された皮や針に魔力が残っていて、人々に害を為すかもしれないから、
これは燃やした方が良いと長老に諭された。

自然保護官の彼は高等教育を受けており、理知的に物事を考える人物であったが、
同時にそういう言い伝えも大切にする人物でもあった。
だから悪い精霊の物だと知るや否や、長老の忠告通り、これを火にくべて灰にしてしまったという。
「勿体ない、何か未発見の動物だったかもしれないのに」
人からそう言われると、
「昔から伝わっていることというのは、必ず何か意味があってのことだから」
と冷静に返しているのだそうだ。

2016年06月11日

∧∧∧山にまつわる怖い話Part17∧∧∧

900 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :05/01/30 22:51:21 ID:u5hd+prZ0

友人の話。

彼女の実家は山奥深い村だ。
今は廃村となってしまったが、そこで奇妙な物を幾度となく見たという。

友達と二人で遊んでいた時のこと。
村外れの山麓だったのだが、後ろの藪をガサガサと揺らして何か出てきた。
茶色い毛並みの兎だった。しかし何かがおかしい。
兎なのに、二本足で与太つきながら歩いている。
口元からは血が滴っており、赤く染まった前歯が覗いていた。
何よりも怖かったのはその目だった。完全に据わっている。兎の目ではなかった。

兎は値踏みするように彼女らを見ていたが、すぐにこちらに向かってきた。
悲鳴を上げて逃げ出したが、村の近くまで追いかけられたという。
行き会った大人に泣きついたのだが、事情がわかった途端に村中大騒ぎになった。
「外道さんが出た」
大人たちは口々にそう言って駆け回っている。
彼女たちはしつこく「噛まれなかったか?」と問い質された。
兎一匹のために山狩りまでおこなわれたようだが、結局見つからなかったらしい。

教えてもらったところでは、その山奥には外道さんという物の怪がいるそうだ。
外道さんは山の生き物に取り憑く。
憑かれた物は肉を喰らうようになり、間もなく血塗れになって死ぬ。
外道さんに噛まれると、噛まれた者もまた外道さんに成ってしまうのだと。
そのためか、二人はしばらく隔離されて様子を調べられた。

彼女が言うには、兎も確かに怖かったが、
それよりも村中の子供たちから「外道」と呼ばれて虐められたことが、子供心に何より堪えたのだそうだ。

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