2016年06月28日

∧∧∧山にまつわる怖い話Part17∧∧∧



759 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :05/01/26 23:29:29 ID:fZ9uf7yX0

同僚の話。

一年に何度か、地の山の草刈りを近所皆でおこなうのだという。
親戚のお婆さんと一緒に鎌を振るっていると、いきなり、お婆さんの目の前に蛇が鎌首をもたげた。蝮だ。
緊張する彼を尻目に、お婆さんはすぐさまチョン!と蛇の首を刎ねてしまった。
のたうつ細長い体をつかんで投げ棄てながら、目を丸くしている彼に向かってお婆さんが言った。

「昔ね、躊躇って中途半端に蛇を傷つけた人がいるのサ。
 そうしたらね、その人の子供の首に、日に日にぱっくりと傷が開いてきた。
 どんな薬でも治らずに、ふとその蛇のことを思い出して供養してみたところ、あっと言う間に治ったんだと。
 だからね、変に恨みとか持たれないよう、スパッと行っちゃう方が良いのサ。
 蛇には何とも可哀想なことだけどね」

お婆さんが続けて言うには、蛇が祟るのは総じて気が弱い人間なのだそうだ。
「あいつら本当は弱いからね」
どうか僕の前には蛇が出ませんように。そう祈りながら草刈りを続けたという。





763 :本当にあった怖い名無し:05/01/26 23:35:29 ID:+8OaU/Pr0

雷鳥さんこんばんわ
婆さん強いなw蛇の祟りの話はたいてい凄惨なものだと思ってましたが・・・人間側次第ですな



765 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :05/01/26 23:50:36 ID:fZ9uf7yX0

>>763
どこかで聞いた伝承話なのですが・・・。

村の悪童たちが蛇をイジメ殺してしまったのだと。
それを知った村長さんは、祟りが無ければいいがと一人心配する。
しかし、実際に蛇が祟ったのは、村長さんただ一人だった・・・と。

要は気の持ち様で、不運な出来事を祟りと思い込むこともあるのでしょう。
逆に生き物をイジメ殺すほど鈍感な感性の主には、
祟りがあってもそれと気がつかなかったのかも(失礼な言い方ですが)。

蛇っていうのは、実際自然界のヒエラルキーからすれば下の方かもしれませんね。
蛇を食べる動物って結構多いですし。
大体が毒を持つ動物っていうのは、他に身を守る術が無いから、っていう話も聞きます。
蛇が祟るっているのは、人がその気持ち悪い体形状から、勝手に創り上げたイメージなのかもしれません。
脱皮することから再生のイメージも持たれ、
そのため世界各地の神話では、創物主的な神であることも多いんですが。
蛇にとっては、それこそ傍迷惑な話なんでしょうね。

コメントを残す

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。

怖い話・怪談カテゴリー